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地学基礎
変動する地球
最終更新日:2026年7月19日
地球は完成した静止画ではなく、いまも噴火し、揺れ、地層を積み重ね続けている動画です。この単元では、火山・地震・地層・気象・環境といった変化の現場を順に訪ねます。マグマの粘り気ひとつで火山の形と噴火の激しさが決まること、地層や化石が過去の時代と環境を教えてくれること——地球の「動き」と「歴史」の両面に注目していきます。
この単元のポイント
- マグマの粘性(SiO₂の量で決まります)によって、火山の形と噴火の激しさが変わります。
- 地層は堆積した順序(地層累重の法則)や含まれる化石から時代を読み取ります。示準化石で年代を、示相化石で当時の環境を推定します。
- 大気と海洋の運動が気象・気候をつくり、その根本にあるのは太陽放射のエネルギー収支です。
共通テストのポイント
マグマの性質と火山の形(盾状火山・成層火山・溶岩ドーム)の対応、示準化石と示相化石の違い、日本の四季それぞれの気圧配置(西高東低など)が問われます。
火山とマグマ
火山の形や噴火のようすは、地下から上がってくるマグマの粘り気(粘性)によって大きく変わります。粘性はマグマに含まれる二酸化ケイ素(SiO₂)の量で決まり、SiO₂が少ないマグマはさらさらして流れやすく、SiO₂が多いマグマはねばねばして流れにくくなります。粘性の低いマグマは溶岩が広く流れ出るため、傾斜のゆるい盾状火山をつくり、噴火は比較的おだやかです。粘性が中間くらいのマグマでは、溶岩の流出と火山灰などの噴出が交互に繰り返され、円錐形の成層火山(富士山など)ができます。さらに粘性が高いマグマはガスが抜けにくいため爆発的な噴火を起こしやすく、火口付近に溶岩が盛り上がった溶岩ドームをつくります。つまり「粘性が低い→ゆるやかで広い形・おだやかな噴火」「粘性が高い→急でこんもりした形・激しい噴火」という対応で、形と噴火のようすがひとつながりに説明できます。
地層と地球の歴史
地層は、砂や泥などが水底に少しずつ積もってできるため、下にある層ほど古く、上にある層ほど新しいのが原則です(地層累重の法則)。地層に含まれる化石は、過去を読み解く手がかりになります。
2種類の化石
- 示準化石:ある時代にだけ広く栄えた生物の化石です。地層の年代を決めるのに使います(三葉虫=古生代、アンモナイト=中生代など)。
- 示相化石:特定の環境にすむ生物の化石です。当時の環境を推定するのに使います(サンゴ=暖かく浅い海など)。
- 地層のずれや傾き(断層・褶曲)や、地層が途切れている不整合からは、過去の地殻変動を読み取れます。
大気・海洋と日本の気象
地球の気象や気候を動かすおおもとのエネルギーは太陽放射です。低緯度で多く受け取った熱を、大気と海洋の運動が高緯度へ運ぶことで、地球全体の熱のバランスが保たれています。日本付近では、季節ごとに勢力を強める気団が入れ替わることで四季が生まれます。冬はシベリア気団が発達して西高東低の気圧配置となり、北西の季節風が日本海側に雪を降らせます。夏は太平洋高気圧に覆われて蒸し暑くなり、梅雨や台風といった現象も、気団や高気圧・低気圧の配置から説明できます。
参考・出典
この記事は、運営者が構成を設計したうえで生成AIを併用して執筆し、公開前に運営者が内容を確認しています。 学習の参考としてご利用いただき、重要な判断の際は教科書や公式資料もあわせてご確認ください。 誤りにお気づきの場合はフッターの投書箱よりご連絡ください。