かたてスト - 1Click共テ対策 -

教科書生物基礎

生物基礎

生物の多様性と生態系

最終更新日:2026年7月19日

植物の集まり(植生)が時間とともに移り変わるしくみ(遷移)と、気候に応じた植生のまとまり(バイオーム)、そして生態系の中での物質の循環とエネルギーの流れを学びます。

この単元のポイント

共通テストのポイント

遷移の順序と、初期に現れる先駆種(パイオニア種)と最終的な極相種の特徴の違い、日本のバイオーム(照葉樹林・夏緑樹林・針葉樹林など)の分布、炭素・窒素の循環が問われます。

植生の遷移

火山の噴火跡や新しくできた土地など、生物のいない裸地から始まって、植物の集まりが少しずつ変化していく現象を遷移といいます。まず乾燥や貧栄養に強い地衣類・コケ類や草(先駆種)が入り込み、土壌が形成されると草原、やがて低木林へと発達します。さらに日当たりのよい所で育つ陽樹の林ができ、その林床では日陰でも育つ陰樹の幼木が成長して、最終的に陰樹を中心とした安定した森林(極相)に落ち着きます。先駆種は成長が速く光を好むのに対し、極相種は成長は遅いが日陰でも育つ、という対照が理解の鍵です。

バイオーム

世界各地の植生は、その地域の気温と降水量によっておおよそ決まり、似た環境には似たタイプの植生のまとまり(バイオーム)が成立します。降水量が多く暖かい所では熱帯多雨林、やや寒い温帯では照葉樹林や夏緑樹林、さらに寒い所では針葉樹林、乾燥した所ではサバンナやステップ、砂漠が広がります。日本は南北に長く降水量も多いため、南から北へ、また低地から高地へと、亜熱帯多雨林・照葉樹林・夏緑樹林・針葉樹林と移り変わるのが特徴です。

生態系と物質循環

生態系は、光合成で有機物をつくる生産者(植物)、それを食べる消費者(動物)、遺骸や排出物を分解する分解者(菌類・細菌)から成り立っています。炭素や窒素などの物質は、生産者→消費者→分解者→再び生産者へと循環して繰り返し利用されます。一方、エネルギーは光として入り、各段階で熱として失われながら一方向に流れて最終的に系の外へ出ていくため、循環しません。この「物質は循環、エネルギーは一方通行」という対比が最重要ポイントです。

参考・出典

この記事は、運営者が構成を設計したうえで生成AIを併用して執筆し、公開前に運営者が内容を確認しています。 学習の参考としてご利用いただき、重要な判断の際は教科書や公式資料もあわせてご確認ください。 誤りにお気づきの場合はフッターの投書箱よりご連絡ください。

このアプリで「生物の多様性と生態系」の問題を解く