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地学
地球の大気と海洋
最終更新日:2026年7月19日
天気予報で見る低気圧や前線の動きは、気まぐれに見えて、実は地球規模の熱の移動が生み出した結果です。この単元では、大気の層構造と海洋の運動をおさえたうえで、太陽から受け取った熱が緯度をまたいで運ばれるしくみを追います。そこから低気圧・前線・台風といった身近な現象へ降りてくると、気象を暗記ではなく物理として説明できるようになります。
この単元のポイント
- 大気は下から対流圏・成層圏・中間圏・熱圏に分かれます。オゾン層は成層圏にあり、紫外線を吸収します。
- 地球全体のエネルギー収支と、大気・海洋の大循環(貿易風・偏西風・海流)が気候をつくり出します。
- 低気圧・前線・台風の構造や、水の状態変化(雲のでき方・降水)を扱います。
共通テストのポイント
大気の鉛直構造と、各層での気温変化のようす、コリオリの力による風や海流の向きの決まり方、エルニーニョなどの海洋変動が気候に与える影響が問われます。
大気の構造
大気は高さによって性質が変わり、気温の変化のしかたを基準に4つの層に分けられます。地表に接する対流圏では、高さとともに気温が下がり、雲や雨などの気象現象が起こります。その上の成層圏にはオゾン層があり、太陽からの紫外線を吸収して熱を発するため、高さとともに気温が上がります。さらに上には中間圏、熱圏が続きます。私たちが経験する天気の変化は、ほとんどが対流圏で起きていることを押さえておきましょう。
大気と海洋の大循環
地球は低緯度で多くの太陽エネルギーを受け、高緯度では少ししか受けません。この不均衡を解消しようと、大気と海洋が熱を運びます。大気の大循環によって、低緯度では東寄りの貿易風、中緯度では西寄りの偏西風が定常的に吹きます。これらの風や地球の自転(コリオリの力)に押されて、海洋にも大きな循環(海流)が生まれます。コリオリの力は、北半球では運動の向きを右へ、南半球では左へそらすため、風や海流、低気圧まわりの回転の向きを決める重要な要素です。
低気圧・前線と水の循環
中緯度では、暖かい空気と冷たい空気がぶつかる境目に前線ができ、そこに低気圧が発達します。低気圧の中心付近では空気が上昇し、上昇した空気は冷えて水蒸気が凝結し、雲や雨をもたらします。暖かい海の上で発達し、非常に強い風と雨を伴うのが台風です。水は、海などから蒸発して大気中を移動し、雲となって降水として地表に戻り、川を通って再び海へ、という循環を絶えず繰り返しています。エルニーニョ現象のように、海洋の状態が変わると世界各地の気候にも影響が及びます。
参考・出典
この記事は、運営者が構成を設計したうえで生成AIを併用して執筆し、公開前に運営者が内容を確認しています。 学習の参考としてご利用いただき、重要な判断の際は教科書や公式資料もあわせてご確認ください。 誤りにお気づきの場合はフッターの投書箱よりご連絡ください。